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塗装の流れ
<汚れの除去>
泥や苔、藻による汚れやチョーキング※により粉っぽくなった表面は、たわしやデッキブラシ等で落としてよく水洗いしてください。洗浄は表面の粉っぽさがなくなったらOKです。水洗いをした後は充分に乾燥させてください(塗装前日までに水洗いを終えましょう)。
※<チョーキングとは?>
塗膜の表面が粉っぽくなっている状態を指します。表面を手でこすり、白い粉が付くかどうか確認してください。
<古い塗装が浮き上がっている場合>
傷んで浮き上がっている塗膜はワイヤーブラシや皮スキで削ぎ落としてサンドペーパー(#240程度)をかけて出来る限り取り除いてください。取り除いた箇所は予め<水性下塗剤>を塗ってください。しっかり密着している箇所は取り除く必要はありません。
<コンクリート素地に塗る場合>
コンクリート素地に塗る場合は、吸い込みを防いで、上塗り塗料の密着性を高めるために、予め水性下塗剤を塗布しておいたほうがよいでしょう。
下地のコンクリートが劣化し、傷みが激しい場合は<油性下塗剤>をお使いください。既に塗料が塗ってある場合は、「油性下塗剤」は適しません。
マスキング(養生)
塗りたくない部分や塗料が付着すると困る部分には必ずマスキングテープを貼ってください。マスキングテープを貼る時は、きわの部分をしっかり押さえてください。また、マスキングテープは、幅の広いものをおすすめします。床面には新聞紙やビニルシート等を敷き保護すると塗装時の汚れが防げます。
塗料をかき混ぜる
塗料は中身をよくかき混ぜてからご使用ください。
塗料は様々な原料から成る混合物のため、一部の色の粉が沈んでいることがあります。容器を振らないでフタを開けたときは、色が違うように見えるのはこれが原因です
<大缶(7L・14L)の場合>
大缶(7L・14L)も同様に、容器を逆さにして振りますが、重いので一辺を床面につけて支点として前後に充分に振ってください。天面を缶切り等で開け、ヘラ等で底から充分にかき混ぜてください。
塗る
隅や塗りにくい箇所を先に塗りましょう。
まず、塀の天面や端(塗らない部分との境目等)の部分など塗りにくい箇所からスジカイバケを使って塗っていきましょう。
広い面はローラーバケを使って塗りましょう。
ローラーバケは、広い面積を効率的に塗れる便利な塗装用具です。また、均等に力が伝わりやすいのでムラになりにくく、きれいに仕上げることができます。
上から下にゆっくり動かして予め塗料を配り、その後ムラにならないように気をつけながら軽く、上下にならしていきましょう。
あとしまつ
マスキングテープは、乾く前にはがしてください。乾燥した後ではがすとマスキングテープと一緒に塗膜がめくれてしまう恐れがあります。塗膜がめくれてしまいそうなときは、境目に軽くカッターナイフで切れ目を入れてからはがしてください。
塗装後は乾く前に道具を洗いましょう。古新聞やボロ布で余分な塗料を落とし、乾く前に水洗いをしてください。
使用する道具
塗装用具
ハケ(水性用か万能用がおすすめ)
ローラーバケ(広い面が効率的に塗れます。仕上がりもきれいです)
かくはん棒
塗り皿、ローラーバケット(ローラーバケを使用する場合)
養生用具
マスキングテープ(塗料のはみ出しを防ぐために使います)
マスカー(テープとポリシーとが一体となっており、広範囲を保護できます)
ポリシート
新聞紙
清掃・補修
手袋
雑巾・ウエス
デッキブラシ
たわし
サンドペーパー
アトムペイントオススメ塗料
水性アクリルシリコン外かべ
紫外線に強いので色つや持続。汚れが付きにくく、落としやすい。サイディングの汚れ防止に最適。
オールマイティーネオ
アクリルシリコン樹脂にHALS(紫外線劣化防止剤)配合で、色ツヤ長持ち
水性下塗剤
塗装面の状況により必要。密着性、耐久性を高めます。
アトムペイントにはペイントを楽しむアイデアがいっぱいそろっています
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