木部(保護着色仕上げ)

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塗装の流れ

下地処理  
下地処理
<洗浄>
泥や苔などの汚れがある場合は、水洗いして出来るだけ取り除きます。水洗いをした後は1日以上に乾燥させてください。

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サンドペーパーをかける  
<サンドペーパーをかける>
全体を#240~320程度のサンドペーパーを使って研磨しましょう。サンドペーパーがけは、力を入れすぎると傷がつきやすく、均等な仕上がりになりにくいので、「削る」というよりは「整える」という感覚で行ってください。表面を、木目に沿って研磨することが基本です。
また、平らな場合にはサンディンブブロックを使いましょう。小さなストロークで一定の力をかけ、全体をまんべんなく整えていきましょう。表面が激しく劣化している場合は、予め目の粗い#180程度のサンドペーパーで削り取りましょう。
※サンドペーパーがけをして出たカス(粉)は、雑巾やウエスできれいに拭き取りましょう。

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マスキング(養生)  
マスキング(養生)
塗りたくない部分や塗料が付着すると困る部分には必ずマスキングテープを貼ってください。
ただし、水性アトム自然カラーは木部にしみ込ませるタイプなので、マスキングテープの端からにじんでしまうため、きれいに仕上がらないことがあります。床面にはポリシートやブルーシート等を敷き保護すると塗装時の汚れが防げます。

2

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塗料をかき混ぜる  
塗料をかき混ぜる
塗料は中身をよくかき混ぜてからご使用ください。フタを開ける前に容器を逆さにしてよく振ります。フタに手をそえてマイナスドライバー等で開け、容器の底にドロっとした固まりがなくなるまでヘラなどで充分にかき混ぜてください。
汚れることがありますので、新聞紙やポリシートの上で行ってください

3

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4 塗る
塗る面を完全に乾燥させてください
 
塗料をかき混ぜる
天面の塗装
タレないように注意しながら板の幅にあわせ、ハケの角度を調整しながら塗り進めましょう。
表面(背板・座板)の塗装
表面(背板・座板)の塗装
木目に沿って塗り広げましょう。比較的面積が広いのでハケに塗料を多めに含ませ、しみ込ませるように塗ってください。
木口の塗装
木口の塗装
他の面と比べ雨水が内部にしみ込みやすく、腐敗の原因になってしまうので、たっぷりしみ込ませるように塗って保管してください。
 
 
板のすきまの塗装
板のすきまの塗装
狭い隙間は、ハケを寝かせて毛先を差し込んで塗ってください。隙間がせまく入らない場合は毛先の厚みがうすい小さなハケで塗ってください。
裏面の塗装
裏面の塗装
表面と同様に塗ってください。表面を塗った後で裏面にタレてしまっていた場合は、布でふき取ってから塗りましょう。
2回目の塗装(全面)
2回目の塗装(全面)
塗る面が完全に乾いていることを確かめてから、1回目と同様に2回目の塗装をおこなってください。1回目の塗装をしたことでしみ込む量が少なくなりますのでハケに含ませる塗料を少なめにして、すり込むように塗ってください。
 

使用したウエスは水に浸してください

自然発火の注意と防止

植物油を主成分とし、溶剤が揮発した後に空気中の酸素と化学反応を起こして乾燥するタイプの<水性アトム自然カラー>塗料の付着したウエス(布)や新聞紙等を放置しておきますと、ごく稀に自然発火をおこす恐れがあります(塗料自体が自然発火することはありません)。
使用したウエス(布)や新聞紙は必ず、放置せずに水に浸して処理してください。

あとしまつ  
あとしまつ
<マスキングテープをはがす>
マスキングテープは、乾く前にはがしてください。ハケに残った塗料を新聞紙やボロ布で落とし、乾く前に石けん水でよく洗った後、充分に水ですすいで陰干ししてください。
<用具の手入れ>
ハケの手入れは乾燥する前におこなってください。乾燥すると毛が固まって使用できなくなってしまいます。
※塗装用具を洗浄する際は必ずゴム手袋をしてください。
 

 

5

使用する道具

上塗り  
塗装用具
ハケ(木部着色剤用か万能用をお選びください)
かくはん棒
塗り皿(ローラーバケを使用する場合)
上塗り  
養生用具
マスキングテープ(塗料のはみ出しを防ぐために使います)
マスカー(テープとポリシーとが一体となっており、広範囲を保護できます)
ポリシート
新聞紙
上塗り  
清掃・補修
サンドペーパー
手袋
雑巾・ウエス
皮スキ・ワイヤーブラシ

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